現役薬剤師DJダンサー(40)がそっと伝える、明日へのコンパス。

明日使える生きた正しい情報を伝えていきます。(ダンスと医療業界多め)

薬は『カラダを治すもの』ではない

いやいや、薬ってカラダ治すものでしょ?

 

そう考える方が8割は、いるのではないでしょうか。

 

しかし、それが時に健康被害を与える場合もあります。

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薬っていうのは、体を治すもの以前に化合物であることを忘れてはいけません。

 

例えば、

 

『お腹痛い!!、、あ!たしか、前にお腹痛い時に出してもらったブスコパンが残ってたはず。ラッキー!』

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これに近い経験って、身に覚えないですか?

 

 

ラッキーちゃいます。

危険です。

 

 

こういうケースで入院したケース、

わりとみてます。

 

 

例えば便秘状態が続いた場合、腸の詰まりから来る腹痛の可能性もあります。

 

その場合、ブスコパンは痛みを減らすどころか、

症状を悪化させる可能性が高いです。

 

ブスコパンは細かい薬理を置いといて説明すると、痙攣からくる内臓の痛みを和らげるお薬です。

 

それをただ腹痛の薬と思って内服することは、リスクがあるんだ!ってことを知ってもらいたい。

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その薬が本当に、その症状に合うものなのか、

 

それを判断するのは、法律上、医師の診断でしかありません。

 

薬剤師も薬のプロとして、

今後リフィル処方なんかが始まったら、それに近い職能を求められる可能性がありますが、、

まだ今現在では日本の薬剤師にはその権限は認められていません。

 

生兵法は大怪我の元ともいいますが、

健康を保つためには確かな知識や判断が大事。

 

 

豊かな毎日を過ごすため、

今後も健康と時間とお金は大切にしていきましょう

 

 

 

YUKI

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