薬は『カラダを治すもの』ではない
いやいや、薬ってカラダ治すものでしょ?
そう考える方が8割は、いるのではないでしょうか。
しかし、それが時に健康被害を与える場合もあります。
薬っていうのは、体を治すもの以前に化合物であることを忘れてはいけません。
例えば、
『お腹痛い!!、、あ!たしか、前にお腹痛い時に出してもらったブスコパンが残ってたはず。ラッキー!』
これに近い経験って、身に覚えないですか?
ラッキーちゃいます。
危険です。
こういうケースで入院したケース、
わりとみてます。
例えば便秘状態が続いた場合、腸の詰まりから来る腹痛の可能性もあります。
その場合、ブスコパンは痛みを減らすどころか、
症状を悪化させる可能性が高いです。
ブスコパンは細かい薬理を置いといて説明すると、痙攣からくる内臓の痛みを和らげるお薬です。
それをただ腹痛の薬と思って内服することは、リスクがあるんだ!ってことを知ってもらいたい。
その薬が本当に、その症状に合うものなのか、
それを判断するのは、法律上、医師の診断でしかありません。
薬剤師も薬のプロとして、
今後リフィル処方なんかが始まったら、それに近い職能を求められる可能性がありますが、、
まだ今現在では日本の薬剤師にはその権限は認められていません。
生兵法は大怪我の元ともいいますが、
健康を保つためには確かな知識や判断が大事。
豊かな毎日を過ごすため、
今後も健康と時間とお金は大切にしていきましょう