無料PCR、無症状も対象に!
政府がようやく政策転換に動き出す✨
これまで症状がある人や濃厚接触者などに対象を絞ってきた公費負担のPCR検査、
とうとうコロナ第6波に備え、無症状者も無料で受けられるようになるとのこと。
最近、感染者数が落ち着いて来たとはいえ、
不特定多数の人にかかわる仕事の自分としては嬉しいニュースです。
なお感染状況の指標についても新規感染者数から医療体制の逼迫度合いに重点を移して行く予定とのこと。
新規感染者の観測より、病床確保の有効策など、直接的な医療体制への対策の方がまだまだ改善余地幅が大きいですもんね。
●判断への背景〜
国内のワクチン接種率は全人口の7割を超え、今後は感染者が増えても無症状や軽症の割合が一段と高まると予想されています。
経済再開を進めるためには「隠れ感染者」が無自覚に感染を広げないよう、 出来る限り早い検査で自宅などに隔離する体制づくりが必要だと判断したようです。
●今後の課題〜
日本のPCR検査は「目詰まり」について繰り返し指摘されてきました。
今夏の第5波ピーク時についても、東京都などで必要な人が検査が受けられな い事態が生じていました。
これについて東京都のモニタリング会議で専門家は「多数の感染者が潜在している可能性がある」と指摘していました。
ただ無料化しても検査所の運用などに課題は残ります。
PCR検査の割り振りは自治体の保健所が担ってきたが、パンクして機能していない時期もありましたので、
無料化は別に都道府県が指定した検査所が対象となる見込みとのこと。
今後どこで検査を受けることができるのか、 分かりやすい情報提供をしてもらいものだ。
〜〜〜〜
今日まで自治体によっては「発熱外来」の開示に消極的で、 どこで検査を受ければいいのかわかりにくいことも課題となっていた。
無料になるとはいえ、迅速かつ大量に検査を実施できる体制を構築できるかが今後重要な焦点になっていくと思われる。
なにはともあれ、
早くコロナ禍に振り回されない安心で健全な毎日を待ち遠しく思う限りです。